伝えられてきた仏教文化と生活習慣
伝えたい未来の世界へ
ご先祖さまがあってこんにちの日本があり、自分が存在する事実を改めて知るのもお仏壇の前ならではのことかも知れません。ものを供え、おごそかに礼拝しご冥福をお祈りする行事は、次の代に続く子供達に良い影響を与えることでしょう。それゆえに家の要であり、しつけの要そして何よりも重要な心の基礎になり、その事が社会の根本的な礎になるのではないかと考えております。
仏壇はどうして必要?
お仏壇は古来より神聖な礼拝壇として、先達の工芸人が特別な想いや工夫をこらして造られ、
技術や型式は、その時代の歴史とともに伝えられてきました。
現在は中国・ベトナムをはじめとする世界各国で造られるようになり、素材・技術も高度になってきています。一方で、機械化による大量生産されたものも多く出回っています。それにより、受け継がれてきた信念・技術を取り入れたこだわりの作品と、価格にのみ焦点を当てた安価品との二極化が進んでいる現状があります。
当店の専門スタッフのご案内の趣旨はお仏壇の優劣等を見極め、その上で的確な判斯のもとになるよう仏壇製作の源になる素材や、工法に対する長所,短所を出来るだけ詳細にご説明中し上げ仏壇にかかわる仏教思想や儀式及び慣習なども合せてご案内致します。